プログラマのハードワークを支えるもの

プログラマは非常にハードワークであると言われています。一般的な人がもっているイメージとして、朝から晩まで働き詰めであり、勤務していない間も仕事のことで頭がいっぱいになっている日々を過ごしており、そうしなければ仕事が成り立たないものというのがあります。そこまで極端なのが全てというわけではありませんが、それが必要とされるほどにIT業界は熾烈な競争を繰り広げていることから事実の一端を反映しているイメージであると言えるでしょう。

プログラマのこういった仕事への熱心さを支えている考え方は2つあります。1つはIT業界における闘争心です。世界に先駆けて新しいシステムや技術を開発しなければならないという使命感に加えて、それを達成することへの情熱があるのです。これは個人の考えと企業としての教育や運営のあり方から生まれてくるものです。

そして、もう1つは現在のためよりも将来のためという考え方です。今はプログラムを作るという一番試行錯誤が必要となり、体力的に負担のかかる仕事を行っていますが、キャリアパスとしてここで成功をあげていけばシステムエンジニアを経てプロジェクトマネージャーとしての道が切り開けて行く可能性があります。体力的に衰えてくるとプログラマとしては限界が生じてしまうため、そういった将来への展望を考えて今を努力しているのです。

こういった2つの考え方が相まって作用することでハードワークが発生してしますのです。